The name Fraktur relates to the folk-art documents of my home in Pennsylvania, USA. They were used to record births, deaths, marriages and baptisms. My family is part of this movement of German Lutheran immigrants that created these manuscripts.
Lutheranism is a word-based faith, and my home never displayed any icon, which resulted in a boundless heavy impression of God on me. It is said that “seeing is believing”; however, when we contemplate belief as faith, we need to trust and obey the love for our devotion. I use this impression of Fraktur documents to question the idea of belief with Lutheranism’s invisibility and dark humor.
Ceramic can have a cold and hard feel to its touch, and when one puts the word “fragile” in their mind, the sound we can hear is easily imaginable. I use the wood as a primitive platform for these documents which is coated with wax and the thin ceramic sheet lined by felt for warm insulation and silence. The combination of these four elements together (ceramic, felt, wood and wax) gives the reader of my manuscripts the sense of intimate silence of study.
[中文]
「Fraktur」_德文尖角字體的名稱是和我家鄉美國賓夕法尼亞州的民藝品有關連。這種字體會用來記錄出生、死亡、結婚、受洗。我的家族和製作德國尖角字體的德國路德教派移民有著血統關係。
路德教派是以語言為核心的信仰,雖然我的家中沒有裝飾任何相關的符號,這卻也使我對神的印象有了更深刻且無窮盡的想像。
俗話說:「百聞不如一見、眼見為憑」,當我們將所相信的視為信仰時,我們必須完全信任並以虔誠的信念崇敬對信仰那份熱愛的心。
我利用「德國尖角文字體(Fraktur)」在歷史上的形象,將肉眼不可見的抽象性以及黑暗幽默性涵蓋在內探究路德主義的信仰。
陶瓷媒材具有冰冷堅硬的觸感,腦中置入「易碎」一詞便容易在產生聽覺的想像。我把塗滿蠟的木頭當作這些陶瓷文件的基礎平台,而薄片般的陶瓷片文件背後則用毛氈固定,這些是為了呈現温暖的隔絕性與沉靜。
我把陶瓷、毛氈、木頭、蜡共四種元素重新組合,希望讓觀者在閱讀我以德國尖角字體記載的陶瓷原稿時,能感覺猶如置身於書齋裡獲得寧靜且親切的感受。
【日本語】
Frakturという名前は、私の故郷であるアメリカ・ペンシルバニア州の民芸品に由来しています。 これは、出生、死亡、結婚、洗礼などを記録するためのものです。 私の家族は、これらのFrakturを作製したドイツ・ルーテル派の移民にルーツを持っています。
ルーテル派は言葉を中心とした信仰であり、私の家にはアイコンが一切飾られていなかったため、私には神の印象が限りなく重くなってしまいました。 「百聞は一見にしかず(=見るものは信じること)」と言いますが、「信じる」ことを「信ずる」ことと考えた場合、「信ずる」ためには、「信ずる」ための「愛」を信じ、「信ずる」ための「愛」に従うことが必要です。 私はこのFraktur文書の印象を利用して、不可視性とダークなユーモアを包含するルーテル主義の信仰を問いかけています。
陶器はその手触りが冷たく硬く、「壊れやすい」という言葉を頭に置くと、聞こえてくる音が容易に想像できます。 私は、これらの文書のためのプリミティブなプラットフォームとして、ワックスでコーティングされた木を使用し、暖かい断熱性と静けさのためにフェルトで裏打ちされた薄いセラミックシートを使用しています。 この4つの要素(セラミック、フェルト、木、ワックス)の組み合わせは、Frakturに記された私の原稿を読む人に、書斎にいるかのような親密な静けさを感じさせてくれます。